【S19最終773位】ステロ+ダイマエース・ウツロカグヤ構築
初めまして、ahiluくん08(TN:Better)です。サンムーンからまったりシングル対戦をやっていて、今回初めて三桁順位(レート1846)を達成することができたので記念に構築を書き残しておきたく、記事を書きました。
目次
構築経緯
1.元々パワフルハーブ型ウツロイドをエースにして何戦か回していたのだが、この型のウツロイドが警戒されすぎていてエースとして活躍ができない試合がほとんどでせっかくの色違いがみれない!と悩みながら前シーズンのウツロイド入りの構築を数多く漁っていたところ、起点づくり型のウツロイドを発見し「これなら毎試合みれる!」と思い採用。
2.エースとしてパワフルハーブ型ウツロイドと使用感が似てそうだと感じたためパワフルハーブ型テッカグヤを。
3.エースが暴れた後に後片付けしてくれそうなミミッキュ。
4.いるだけで相手の選出をゆがめてくれる圧がありそうなのでエースバーン。
5.受け寄りのポケモンに対して圧をかけていけるハチマキドラパルト。
6.初手でウツロイドを選出する際に一撃で落とされてしまうようなポケモンや、でんじはやアシッドボムが効かず、仕事ができなそうな構築相手の時に代わりにステロやあくびを撒いてくれるラグラージを採用して構築が決まった。
個体紹介
ウツロイド
持ち物:きあいのタスキ
性格:臆病
特性:ビーストブースト
実数値:184-*-68(4)-179(252)-151-170(252)
本構築の要
テッカグヤを通しやすくするためにでんじはでSを下げたり、ステロで後続のタスキをつぶしたり、アシッドボムでDを下げたりとサポートをするために最速。後続のテッカグヤのビーストブースト圏内にいれるための負荷をかけるため火力ぶっぱ。メテオビーム型だと思って動いてくることがほとんどなのでそのことを頭に入れたうえで動かすと良い。
技構成については前シーズンの上位の方のものとまったく同じ(考えつくのスゴイ…)、アシッドボムで特殊受けのポケモンの役割を破壊しテッカグヤのビーストブーストの餌にしてくれた、初手でよくサンダーと対面したのだが9割引いてくるため岩技が無くて困ることはなかった。でんじはとステロが撒けた後はアシッドボムを連打してることが多かった。
選出率1位
テッカグヤ
持ち物:パワフルハーブ
性格:ひかえめ
特性:ビーストブースト
実数値:183(84)-*-123-163(172)-121-113(252)
技構成:ラスターカノン/エアスラッシュ/メテオビーム/だいもんじ
本構築のエース
基本的にアシッドボムを撃たれた特防-2状態のポケモンに対して、ウツロイドが倒された後に出して後続を見てダイジェットかダイスチル、もしくはメテオビームを撃って能力をあげる動きがとても強かった。岩タイプが弱点のポケモンが裏にいる場合ハーブをとっておくとダイマを枯らされた後も隙が無く動けるため相手の選出を予想するのがとても大事。
HPが満タンであればダイマ時、ようきエースバーンのキョダイカキュウを確定で耐え、ひかえめ球サンダー
の10万ボルト媒体のダイサンダーも確定で耐えて、ダイロックで返り討ちにしたり、ウツロイドをエースだと思われたのかドサイドン
やバンギラス
をよく出されたのも相まって通りがよかった。サンダーのおともにナットレイ
もよくいたため大文字を入れていたが、ダイウォールがなくて困るシーンはなかった。
選出率2位
ミミッキュ
持ち物:のろいのおふだ
性格:ようき
特性:ばけのかわ
実数値:130-142(252)-101(4)-*-125-162(252)
スイーパー
こちらのダイマを返すためにあとからダイマを切られる展開が多かったためダイマターンを枯らすためにゴーストダイブを採用。いのちのたまだとHPが削られて最後の対面で負けやすくなると考えたためのろいのおふだにしたのだが、本当にぎりぎり耐えるシーンが多かった心臓に悪いやつ。サンダーウオノラゴンの並びが多く後ろから出てきたウオノラゴン
や、ちょくちょくいたカイリュー
を何体も葬ってくれた。
選出率3位
エースバーン
持ち物:こだわりスカーフ
性格:いじっぱり
特性:リベロ
実数値:155-184(252)-95-*-96-172(252)
技構成:かえんボール/ダストシュート/とびひざげり/とびはねる
無難に強いポケモン
ランドレヒレの並びによく当たったためレヒレを倒せるようにダストシュート採用。
ウツロカグヤが暴れた後のスイーパーとしても活躍し、時にはダイマしてエースとしても活躍してくれた。
見せポケとして採用しただけだったのだが、ミミッキュがラス1対面で隙を見せやすい技構成だったため、ミミッキュでは掃除しきれなそうなてっぺきレヒレやナットレイ
ポリ2
等が見えたときや、テッカグヤが受けきられてしまいそうな構築のときは代わりに選出していた。
個体を変更するのがめんどうでいじっぱりにスカーフを持たせていたのだが最速じゃなくて困ったことは一度もなかったし、ミミッキュでは掃除しきれなそうな耐久が高めのやつを掃除する際にいじっぱりだから落としきれたシーンが何度もあったため結果的によかったと思う。
選出率4位
ドラパルト
持ち物:こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:クリアボディ
実数値:163-189(252)-95-*-96(4)-194(252)
技構成:ドラゴンアロー/とんぼがえり/ふいうち/ゴーストダイブ
無難に強いポケモン2
こだわっているため相手の補助技により起点にされると隙が大きくなってしまうためクリアボディ。選出した際にはとんぼがえりをつかってラグラージとグルグル回していた。
受け寄りの構築に対して選出し圧をかけていくためにいじっぱりで採用。元々受け構築には瞑想レヒレを出していたのだが、受け構築以外には隙が大きくなかなか出せなかったためドラパに変更した。使い勝手がよく受け構築相手にも活躍しただけでなく、後述するラグラージとともに選出しサイクルを回していく中でハチマキによる火力で相手を疲弊させていくこともできたため使い勝手は良かったのだが。本当にウオノラゴンが多く準速だとスカーフウオノラゴンに抜かれているため対面してしまうと最速のフリをするしかなくだまされる人は一人もいなかったため毎回倒されていた。
選出率5位
ラグラージ
持ち物:たべのこし
性格:なまいき
特性:げきりゅう
実数値:207(252)-130-127(132)-*-138(124)-72
ラグラージをつかったことがなく、明確な使用感が思い浮かばなかったので上位勢の配
分を真似したのだがすごい使いやすく、ウツロイドが仕事をできなくなりそうなヒードランやジバコイル
ドリュウズ
等が見えた際に選出していた。
あくび対策をしていない構築に刺さったり、あくび&クイックターンによる対面操作によりエースバーンやドラパルトを通すための動きをした。
あまり選出はしなかったが選出した際には必ず活躍してくれたのだが、不意の草技に弱すぎるのが難点。ラグラージがいるためウツロイドが起点要員に見えないという役割もあったかもしれない。
選出率6位
選出
・基本選出
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ウツロカグヤが通せる場合は脳死でこれ。3体目は相手の構築をみて最後にスイーパーとして活躍できそうなほうを選出する。
・ウツロイドが出せない場合
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草技警戒で初手をドラパルトにすることもあるドラパルトとラグラージでグルグルまわして
・受け寄りの構築
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初手ドラパルトでハチマキで圧をかけていき相手の構築を見てダイマを誰に切るか考える。天然が多い場合はエースバーンにダイホロウが必要な場合はドラパルトに、ビーストブースト発動により 崩せると判断した場合はテッカグヤにきる。
きついポケモン
ウツロカグヤのメインウェポンがすべて半減以下なため選出がゆがみますこの2体が出せないとこだわりもち2体の選出になるため気を付けて立ち回らないとすぐに負けに繋がるためすごく気を使いました。
ハピナス&ナマコブシ
この並びになぜか何度も当たった。ハピナスはウツロカグヤを受けきりたまごうみで回復が間に合うためきついですみがわりをもっているとウツロイドとラグラージが役割を失います。ナマコブシはてんねんでビーストブーストが通じない上にみずびたしでどくを通されると負けるためエースバーンのキョダイカキュウが天然を貫通できるため、ダイマのタイミングを慎重に考える必要がある。
不意のドラパルト
初手に出されるとドラゴンアローで何もできずにウツロイドが倒されてしまい展開が苦しくなったり、みがわり龍舞をされてクリアボディでDがさがらないなどみたらウツロイドをだしたくなくなる。そう思いラグラージを初手にすると不意の大草原で吹き飛ばされる。要は型が多すぎてある程度決め打ちして選出しないと選出がぐちゃぐちゃになるので気を付けたいということ。
おわりに
前シーズンにほとんどランクをやっておらず何が流行っているのか環境がわからなかったため自分のパーティが相手にどう見えているのかわからず苦労しました。
最初のシーズンに比べたら人数も減ってしまい3桁の価値もそんなに高くないのかもしれませんが、自分にとってはとても嬉しいことでありこれからの自信にもつながりました。最後のほう4桁になるのが怖くて潜っていなかったのでまた機会が訪れたらその時はもっと上を目指したいです。拙い文章ですが読んでくださった方ありがとうございました。